しょうもない日々のブログ

このブログは一般庶民が綴る、日々のしょうもない事から、誰かの役に立つ(かもしれない)事をダラダラ綴っていくブログです。

朝の電車

朝7時過ぎの電車に乗って1回乗り換えをし、計1時半をかけて会社に向かう。
乗り換えではホームいっぱいになった人の中をすり抜けて並んでいる最後尾に並ぶ。走っている人もいれば、止まって何かをしている人もいる。肩や鞄がぶつかり時々舌打ちも聞こえてくる。

電車が来るまでの少しの間、ジャケットのポケットに常備してある飴を口に運びながら反対のホームに目を向けると、乗車を終え発車した電車に合わせ流れるようにホームの階段を上っていく人の群れ。
待っている電車の扉が列の先頭に来たあたりで、すっと扉の前に現れる女性。あー今日もかと視線を前の人の足元に下ろす。電車にやっと足を入れたあたりで空いているスペースを探すと、我が物顔で耳からコードを垂らしスマホをいじっている女性が目に入る。
前の人に続き自分も空いているスペースに立ち、つり革に手をやり目を閉じる。


なぜあの女性は並ばないのだろう。もちろん良い席を確保し、ゆっくり仕事場まで行きたいのだろう。しかし当たり前だが、電車に乗っている誰もがそんな事は思っている。つまり並んでいたほとんどの乗客が自分のような気持ちになっている事だろう。

なぜ誰も注意しないのだろう。「後ろに並べ」と一言いえば済む話だ。先頭にいる人なんかは一番胸糞悪いだろうに。「面倒」その言葉で片付けてしまえばそこまでなのだが。

そもそも注意されたら素直に並んでくれるのだろうか。もし並んでくれてら「すみません、初めてなのでわかりませんでした」とでも弁解するのだろうか。いや、まだその解り切った弁解の方が良いのかもしれない。怒った顔をし、大きな声で捨て台詞でも吐くかもしれない。無視されてしまう可能性だって十分にあり得る。

まあ自分も「見て見ぬふり」をしているうちの1人なのだが、、、

眠たい朝の通勤ラッシュは、「我関せず」が良いのかもしれない。

 

口に入れていた飴が小さくなり、ガリっと音を立てた時もう既に会社の最寄の駅に着く頃だった。

あー今日も長い1日が始まったなー。